治療の流れの解説
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治療の流れ
治療の流れ
痛みがあれば応急処置をおこないます。
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[保険外治療]
まずはじめにしっかりとお話をおききします。【インタビュー】
お口全体の検査(2回)に入ります。
(※治療や麻酔はしませんので痛みはございません。)
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現在の状況のご説明。
今後健康を維持できるような治療計画・予防計画のご説明・ご相談。
【ヘルスカウンセリング】 ここまでが歯科ドックに含まれます。
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緊急的な処置・予防プログラム
今後しっかりとお口の健康を維持できるように予防プログラムをおこないます。
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治療がはじまります。
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治療終了後は健康状態の確認、持続の治療ステージにはいります。
定期的なチェックとメインテナンスで安心です。
あなたの幸せのために
まず、歯に対する知識を増やしましょう。関心をもちましょう。人間の体は非常によくできていて骨をおっても元に戻りますし、傷ができてもふさがり、ほぼ元に戻ります。しかし、虫歯や歯周病でとけてしまった歯や歯の周りの骨は元には戻らないことをご存知でしょうか?とってしまった神経も二度と再生しませんし、抜いた歯も生えてきません。現代の歯科医学では、もとあった健康な歯に少しでも近づけるように努力し治療されますが、残念ながら同じものを作ることはできないのです。一度悪くすれば、ご自身の歯は減ってしまうのです。

歯を減らさないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?歯を失う理由から考えましょう。
歯を失う理由の90%は虫歯と歯周病です。これらの病気はお口の細菌と不要な力が原因でかかる病気です。つまり、この細菌を減らすことができれば歯を失うことが減るということです。その細菌を減らす方法はズバリ確実なプラークコントロール(ブラッシング、フロッシング)です。磨けばいいというものではありません。敵を知る必要があります。私どもは残念ながら、1日24時間のうちほんの数時間しかあなた様のお口に接することができません。治療が終われば1ヶ月~6ヶ月のうちの数時間になります。たったそれだけの時間ではあなた様のお口を守ることはできないのです。まず、ご自身が歯に興味をもちましょう。次には確実なプラークコントロール技術を身につけていただくことが必要です。(一回では身につきません。予防プログラムをご利用下さい。)こういったことを、もっと歯科医院側がアピールすれば日本の歯科医療も変わるでしょう。しかし、ほとんどの日本の歯科医院は治療中心、保険のルールのもとで運営されています。残念ながら保険に予防の概念がないため普及しないというわけです。
こういったことを考えると予防をベースに診療をしていかなければ、どんなに高度な治療でも皆様のお口の健康は一時的なものとなり、また再発してしまい、治療のために歯科医院によく通うこととなってしまうことはご理解いただけましたでしょうか。
最近の流行の審美歯科も実は要注意です!!なんといっても噛み合わせ無視!なんでもない神経を簡単に取ってしまう!10年後を考えると胸が痛みます。
私どもの診療は応急処置をおこなったあとはお口全体の検査、デンタルドックいう人間ドックのような確実な検査をしていきます。3回目に診療の計画を作成します。その計画は治療後、健康状態を維持していけるように考えて作成されています。悪いところの治療が終わればメインテナンス治療にうつります。いったん治療が終われば悪いところをつくって利用する歯医者でなく、悪いところがない状態で利用する歯科医院を目指すというわけです。